ただいまの時刻

好きなものと考えてること

」:^3・÷8÷


蝉の声

照り返す紫外線の中

横たわる工事現場は

十年も二十年もずっとそのままでいい

五年前から

背の伸びないわたしも

きっとずっとそのままだ

なにも

かわらない

来た道を帰る

あついねえ、

なんてつまさきを見ながら

そんな簡単なことだ

泣くようなもんじゃないのに

どうして